見近島の風景と冒険


見近島へのキャンプツーリングは、私の心に深く刻まれた忘れられない体験でした。この小さな島は、伯方島と大島を結ぶ橋の中間に位置しており、シマナミサイクリングロードの一部でもあります。日差しが強く、気温が35度を超える中、私は午後3時に自宅を出発しました。到着したのは午後5時で、見近島のキャンプ場は先客4名で賑わっていました。60歳以上のメンバーが2組、バーベキューを楽しんでいる様子です。 

有給を使って平日にキャンプすることに少し得意げで、テントを設営しました。夕食の買い出しに伯方島のローソンへ行き、カップヌードルとビール、つまみのイカを手に入れました。夕日は水平線ではなく向かいの島の山へと沈む美しい光景でした。 

隣からベンチャーズサウンドの音楽が流れてくるなか、ビールを飲みながら夕食のカップラーメンを楽しみました。隣のキャンプ仲間たちの北海道や沖縄でのキャンプ体験についての冒険譚は夢のようで、私も彼らのようにキャンプツーリングを楽しみたいと思いました。 

夜空の星を眺めながら午前3時に寝床につき、朝は早く起きました。隣のキャンプ仲間は釣りを楽しんでいました。彼は多趣味で、キャンプツーリングに釣竿を持っていくんだと感心しました。朝食はカップヌードルカレー味。暑さを避け、早めに撤収しましたが、新しいバイクが欲しいと話した隣のキャンパーとの些細な会話も楽しいひとときでした。 

見近島の美しい風景と出会った仲間たちとの交流は、私の心に深く刻まれました。伯方島を一周し、9時30分のフェリーで帰路につくとき、私はこの冒険の一ページを心にしまいました。見近島、また会いに行きたいと思いました。
Next Post Previous Post
No Comment
Add Comment
comment url